ポケモンファン、Switch 2へのデータ移行で1000時間以上のプレイ記録を消失

Nintendo Switch 2の所有者で、ポケモンのセーブデータを失ったと報告している人々は、新しいコンソールにデータを移行する前に、ポケモンホームのストレージアプリを利用するよう仲間のプレイヤーに強く促しています。

あるRedditスレッドでは、オリジナルのSwitchからSwitch 2へデータを移行した後、『ポケットモンスター スカーレット』のセーブデータがその過程で謎の消失を遂げたというファンの体験が詳細に語られています。複数のユーザーが返信で同様の問題を共有しており、IGNのスタッフも同じ問題に遭遇したと述べています。

ThatOtaku26によるReddit投稿によると、消失したセーブデータには1,000時間以上のプレイ時間と、20年にわたって収集されたポケモンが含まれており、『ポケットモンスター リーフグリーン』（GBA）や『ポケットモンスター ダイヤモンド』（NDS）といった過去の作品からの移行ポケモンもあったとのことです。

これらのセーブデータは、プレイヤーが複数の世代にわたってポケモンの相棒を移行させることが多いため、非常に大きな思い入れがあります。問題をさらに複雑にしているのは、Switchのポケモンタイトル——『Let's Go! ピカチュウ・イーブイ』、『ソード・シールド』、『Legends: アルセウス』、『スカーレット・バイオレット』を含む——が、Nintendo Switch Onlineのクラウドセーブ機能をサポートしていないという特有の事情です。

ポケモンホームの有料サービスは、30体以上のポケモンを保存するための唯一のクラウドバックアップ手段となっています。これらの事例を受けて、コミュニティはデジタルコレクションを守るために、Switch 2への移行を行う前に必ずポケモンホームを利用することを強く推奨しています。

「Switch 2のセットアップとデータ移行はエラーなく完了しました」とThatOtaku26は説明しています。「しかし、私のスカーレットのセーブデータは完全に消え、言語選択画面にリセットされてしまいました。GBAから現在のゲームまでに保存したポケモンは？20年間の進歩が永遠に失われました。私は打ちのめされています。」

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』DLC Nintendo Direct トレーラー

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コミュニティは同情とともに苛立ちも表明しました：

「私のOLEDモデルへの移行時にも全く同じ問題が起きました」とGrouchy-Cress-215は共有しました。「本当に胸が張り裂ける思いです。」

「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』、『マリオカート8 デラックス』、複数のポケモンゲーム——ALLセーブデータを失いました」とExisting-Possible550が付け加えました。「完全に最初からやり直すことになりそうです。」

多くの人が予防措置の重要性を強調しました：

「全てのポケモンはまずホームに移します——私のコレクションを危険に晒すつもりはありません」とMexican_Chef4307は述べました。

「今後Switch 2に移行する際は、まずポケモンホームに完全なバックアップを取ることから始めます」とTheJannikkuは助言しました。

厳しい見方をする人もいました：

「ホームのバックアップを怠るのは無責任です」とIAmTheWireはコメントしました。「これは何年もの間、唯一確実な保存方法でした——データ損失のシナリオに対する、信じられないほど簡単な保険です。」

Nintendo Switch 2は今月発売され、記録的な売上を達成しました——発売4日間で350万台を販売し、発売時のハードウェア不足にもかかわらず、オリジナルSwitchの発売時の数字を倍増させました。