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『スター・ウォーズ』出演のケネス・コーリー氏、87歳で死去

by Henry Nov 01,2025

Kenneth Colley, Star Wars

『帝国の逆襲』および『ジェダイの帰還』でピエット提督を演じたことで知られる英国俳優ケネス・コリーが、COVID-19と肺炎による合併症のため87歳で逝去した。帝国将校としてダース・ベイダーの旗艦を指揮する姿で広く記憶に留められるコリーは、2012年のアニメーション特番『LEGO スター・ウォーズ/帝国の逆襲』でもこの象徴的な役を再演していた。

『スター・ウォーズ』俳優ケネス・コリー、87歳で逝去。画像提供: YouTube。

代理人ジュリアン・オーウェンは、転倒による腕の負傷で入院中にCOVID-19に感染し肺炎を発症したコリーが月曜日にケントの自宅で安らかに息を引き取ったことを確認した。「ケンは舞台とスクリーンで60年にわたるキャリアを築いた最高の性格俳優の一人でした」とオーウェンは述べ、『モンティ・パイソンのライフ・オブ・ブライアン』ではイエス役を、BBCではシェイクスピア作品に出演するなど多様な役柄を演じたことを指摘した。

Kenneth Colley at Star Wars convention
コリーはスター・ウォーズ公式イベントで人気のゲストだった。写真提供: トーマス・コエックス/ゲッティイメージズ経由AFP。

興味深いことに、コリーのスター・ウォーズキャラクターは元々『帝国の逆襲』以降の生存を想定されていなかった。報道によれば、ピエット提督は熱烈なファンの要望を受けて『ジェダイの帰還』に追加された。本人はかつてユーモアを交えて、イルヴィン・カーシュナー監督が「ヒトラーを怯えさせるような人物」を探していたため自分が役を得られたと明かしている。ファンイベントで愛された存在であったコリーの演技は、スター・ウォーズ宇宙とポップカルチャー全体に消えない足跡を残した。

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